2/9:ドブロブニク


Grad 【スケジュール】
 ドブロブニク市内
【TRAVELOG】
 朝起きると快晴。朝食を食べる適当な場所がない。パン屋と酒屋で食事を手に入れスルディ山を目指しプジェ門(Vrata od Buze)から城壁の外へ出る。上に繋がっていそうな道を選んで坂道と階段とを登る。途中椅子のある所で城壁内の旧市街を眺めながら朝食。この程度の高さでは旧市街全体をカメラに収めることはできない。
 更に登ると自動車道にぶつかる。この道よりも上に登る道はなさそうである。今度は自動車道に沿って南下して町外れまで歩く。町を外れた辺りでようやくファインダーに旧市街が収まるようになった(写真右)。道路沿いの樹木が視界を遮らない場所を探して更に南下。山に登る道を見つけるが、警察の車がいて山狩り?をしている。何かあったのかな?これ以上遠くまで行ってもしょうがなさそうなので、プロチェ門(Vrata od Ploce)に向けて山を下りる。
Cable  山を下りる頃には曇ってしまい、また寒くなる。ロープウェイ乗り場(写真左)に行ってみると、相変わらず破壊されたまま。これが復活すれば絵葉書のような眺めが山頂から見えるんだろうなぁ。
 プロチェ門から旧市街に入り、ドミニコ会修道院(Dominikanski Samostan)へ。中の宗教博物館(入場料Kn5)の受付の親父が暇なためか、一部屋(写真右)毎に案内してくれる。スポンザ宮殿(Palaca Sponza)は扉が閉まっていて中に入れない。聖ブラホ教会(Crkva Sv. Vlaho)も大聖堂(Katedrala)も閉ざされている。昨晩も来た聖イグナチオ修道院は中に入れた。旧港(Gradska Luca)から城壁の外へ出てみるが風が強くてとても寒い。
Dominikanski  聖イヴァン要塞(Tvrdava Sv. Ivan)の所から城壁に登る。料金所がないので旧港の部分だけの城壁かと思いきや、ずっと続いている。スポンザ宮殿の鐘が鳴るのを城壁の上から見ていると、人形が鐘を叩くように動いている。飾り時計だったのね。下から見ていると全然気付かなかった。
 城壁からの降り口はほとんどの場所が鍵がかかっていて外に出れない。登れる時間になると開くと思っていたが、オフシーズンなので出入り口を限ってしまっているのかもしれない。城壁を歩いている人もほとんどいない。ミンチェタ要塞(Tvrdava Minceta)からは街全体が至近距離で見下ろせる。ピレ門(Vrata od Pile)のところでは降り口が開いていた。海側を周って1周し聖イヴァン要塞の所から街に下り、海洋博物館を見学。本当に客がいない。旧総督邸(Knezev Dvor)に行くとチケットが海洋博物館と同じ。しかし共通ではないらしい。
 プラッツァ通り(Ulica od Placa)をピレ門側の「i」へ向かう。昨日切れていた「City guide DUbrOVNIK」を貰いに行くが、切れていて3月に出る新年度版を待たねばならないらしい。残念。
Placa  フランチェスコ会修道院(Franjevacki Samostan)は薬学博物館を含めて開いていない。今度は裏通りにあるセルビア正教会に行くが、門から閉じられていて入れない。モスクは18:00〜とあるのであとで出直そう。本当に何処も開いていない。
 一度宿に帰り休憩。銀行で宿代とバス代分を両替。今晩はカードの使える店で食べよう。
 18:00過ぎに再び宿を出る。プラッツァ通りの夜景(写真左)を撮ろうとルジャ広場へ行く。ルジャ広場の城壁の時計はデジタルもどきで5分毎に数字が回転している。ふとブラホ教会を見ると扉が開いている。大聖堂の扉も開いている。夜になるとミサのために開くのだろうか?聖イグナチオ修道院を覗きに行くと、中ではミサが行われていた。修道女が歌うミサは初めて。フランチェスコ会修道院に行くと、こちらも扉が開いていて19:00からミサと書いてある。少し待って最初からミサを見ている。今回の旅行では本当にミサ付いているなぁ。
 ミサが終わった後、「ドミノ」で夕食。ランプ肉のステーキを食べたが、普通のハンバーグみたいな味だった。歩き回って疲れたせいかワインが良く回る。

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